反省なきIPv4アドレスの枯渇に向けたポリシー提案

JPOPM12へ向けて以下のような提案がJPNICからJPNICの一派からなされている。

IPv4アドレスの枯渇に向けたポリシー提案
http://venus.gr.jp/opf-jp/opm12/p012-01.html

○ T-date以降より、IPv6への移行準備をIPv4の分配要件に含める等、より厳しい分配要件を設定する
IPv6接続サービスの提供を行っていることを示す

だそうだ。

以下は先程、JPNICのIP-USERS MLに書いたものの再掲

この提案以前に、JPNICにはこれまでの反省をまずしてほしいですね。
枯渇することがわかってて、またあまりにずさんな運用実態を放っておいて、インターネットの過剰な適用拡大に警鐘をならしてこなかったことは、無作為の罪とも思えてしまいます。
技術者コミュニティへはともかく、社会への責任というものが、感じられません。IPv6へいけば大丈夫と、免罪符を求めているかのようでもあります。インターネットの杜撰な運用状況は、IPv6へ移行すればどうにかなるというものではなく、むしろもっとひどい状況になるでしょう。
いま必要なのはインターネットを推進してきたひとびとすべてが反省することです。(もちろん私もふくめて)

7/29 追記:「もしこのまま通ることに危機感を感じていらっしゃる方は是非ご意見をお聞かせください。」とJPNICの方がおっしゃています。
ip-usersはこちら http://www.nic.ad.jp/ja/profile/ml.html